「平成最後の多摩川クラシコ」 J1川崎、トークショーも

 サッカーのJ1リーグで3連覇を目指す川崎フロンターレは23日、ホームの等々力陸上競技場(川崎市中原区)での開幕戦でFC東京と激突する。「平成最後の多摩川クラシコ」と題し、試合前からトークイベントなども企画。双方のサポーターのボルテージを上げる。

 通算14勝8分け10敗。フロンターレは多摩川を挟んだライバルと1999年のJ2時代から激闘を繰り広げてきた。その歴史に名を刻むフロンターレOBの中西哲生さん、FC東京OBの石川直宏さんが特別ゲストとして、開幕戦の見どころや今季のJ1について激論を交わす。クラブスタッフは「両サポーターに楽しんでもらいたい。サッカーの本質を味わって」と来場を呼び掛けている。

 当日は、両クラブからマスコットと「平成」の文字が入った記念タオルマフラーが販売されるなど、33回目のクラシコで初となる開幕戦を盛り上げていく。

 試合は午後2時開始。すでに入場チケットは完売しているが、イベントは入場無料。午前10時から場外イベント広場「フロンパーク」で飲食物やグッズの販売などを始める。両OBのトークショーは午後0時50分から。

 問い合わせは、フロンターレ電話(0570)000565。

「平成最後の多摩川クラシコ」を記念して作られたタオルマフラー

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