福山地方華道連盟展 会場準備整う

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 備後地域有数の生け花の祭典「第60回記念福山地方華道連盟展」(福山地方華道連盟、山陽新聞社主催)が21日、福山市元町の天満屋福山店で開幕する。20日は会場の7階大催場で、各流派の出品者が春の訪れを感じさせる作品などを生け込み、準備を整えた。

 節目を迎える今回のテーマは「温故知新—花つなぐ—」。小原流、華道高野山、嵯峨御流、自然佳風、専正池坊、草月流、未生流のほか、60回の記念として華道高野山、容真流、表陽心流、草月流、自然佳風の連盟顧問5人が特別出品し、前後期合わせて約120点を展示する。

 この日は出品者ら約90人が花や枝の傾きを確認したり、互いに作品を見せ合ったりしながら制作した。カスミソウや薄桃色のスイートピーなどを使い優しい雰囲気を表現した作品、木イチゴの新芽や赤いチューリップで彩り豊かに仕上げた作品などが早速会場に並んでいた。

 同連盟の蔵本千津甫会長(70)は「記念の展示に向けてみんな意気込みは十分。春の訪れと60回の歴史を感じて作品を見てほしい」と話している。

 前期(21~23日)と後期(24、25日)で作品を入れ替える。午前10時~午後7時(23日は同6時、25日は同5時)。入場料500円。