マンガの神様・手塚治虫、大友克洋に寄せた文章の驚きの内容とは?

2月21日放送のフジテレビ系「直撃!シンソウ坂上」(木曜午後9:00)では、日本初の連続テレビアニメ「鉄腕アトム」を生み出し、「火の鳥」「ブラック・ジャック」「リボンの騎士」「ジャングル大帝」など、数々の代表作を持つマンガの神様・手塚治虫を特集する。

同番組は世間を騒がせた人・事件などの今を、坂上忍が追跡&直撃し、真相を突き止めていくジャーナリズムバラエティー。番組では、手塚の長女・るみ子や、「デビルマン」「マジンガーZ」などの代表作で知られる漫画家・永井豪など、さまざまな関係者へ綿密に取材。手塚プロ提供の貴重映像などをもとに、昨年生誕90周年のメモリアルイヤー、そして今年2月9日に没後30年を迎えた手塚の意外な素顔に迫る。

天才の名をほしいままにした手塚だったが、その才能と仕事のオファーを断らない性格から、全盛期には連載・読み切り合わせて15本もの作品を同時進行しており、原稿の締め切りを守れない一面もあったという。番組では、布団に寝そべりながら原稿の締め切りを延ばしてもらえるよう電話で交渉する手塚をとらえた貴重な映像を公開。

また、当時のスタッフからは、手塚が旅行先の鹿児島から驚きの方法で東京に原稿を届けたエピソード、「鉄腕アトム」の主人公・アトムをはじめ多くの手塚アニメ作品で声優を務めた清水マリからは、アニメ制作の遅れから驚きの方法で声の吹き込みを行ったエピソードなどが明かされる。

さらに、手塚の娘でプランニングプロデューサーのるみ子は、父・治虫が最後に過ごしたアトリエを公開。アトリエにあったものの鍵を紛失していたことから約25年間開けられることのなかったキャビネットから5年前に新たに発見された手塚の遺品の数々が特別に公開される。遺品の中からは、亡くなる半年前に「AKIRA」で一世を風靡していた大友克洋に寄せた文章が見つかる。そこに書かれていた“天才・手塚治虫”のイメージとはかけ離れた、意外すぎる内容とは?

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