20日にUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグが行われ、アトレティコ・マドリードがホームでユベントスと対戦した。
【チャンピオンズリーグ】ワンダでの決勝に進むために…アトレティコがイタリア王者ユベントスを迎え撃つ！ ~決勝T1回戦1stレグプレビュー~
欧州の大会で実績豊富なアトレティコとユベントス。老練な両チームの一戦はセットプレーが勝敗を分ける重要なカギとなった。開始9分にユベントスがペナルティエリア手前の左からFKを獲得すると、クリスティアーノ・ロナウドが強烈な右足のシュートを放つ。これはGKヤン・オブラクに阻まれるものの、C・ロナウドがアトレティコとの相性の良さを見せる。対するアトレティコも、29分にペナルティエリア手前の左でFKを得て、アントワーヌ・グリーズマンが左足で無回転シュート。惜しくもゴールとはならなかったが、互いに一歩も譲らない展開が続く。
アトレティコは後半に入って変化を加える。負傷明けでベストコンディションではないジエゴ・コスタに代え、今冬に加入したアルバロ・モラタを投入。古巣相手に機敏な動きを見せると、78分に左サイドで得たCKからヘディングシュートを狙う。DFに跳ね返されたこぼれ球をホセ・ヒメネスが押し込み、アトレティコが待望の先制弾を決める。さらに83分、右サイドでFKを獲得しグリーズマンが左足でクロスを供給。DFの甘くなったクリアボールに反応したディエゴ・ゴディンが右足で流し込み追加点をゲットする。センターバック2人がゴールを挙げたアトレティコが、1stレグで勝利を収めた。
試合結果
アトレティコ・マドリード 0–0 ユベントス
アトレティコ・マドリード：ホセ・ヒメネス78’／ディエゴ・ゴディン83’
