警察庁、犯行ツール摘発4千件

携帯、銀行口座の悪用阻止

©一般社団法人共同通信社

 警察庁は21日、銀行口座や携帯電話など特殊詐欺に悪用される「犯行ツール」に関連した犯罪で、2018年に全国の警察が摘発したのは4103件(前年同期比302件減)だったと発表した。一方、悪用された電話番号に繰り返し架電をし、相手が出たら機械的に警告メッセージを流す取り組みで効果があったことも確認された。

 同庁の栗生俊一長官は21日の記者会見で「事件の背後にいるとみられる暴力団らへの多角的な取り締まりを進めたい」と語った。

 犯行ツールに絡む摘発の内訳は、銀行口座を不正に譲り渡すなどの「犯罪収益移転防止法」の違反関連が最も多く2471件だった。