マンC、究極の”クアドルプル”へ! 英メディアがかける完全制覇への期待

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シャルケを撃破したマンC photo/Getty Images

チャンピオンズリーグ制覇を目指すマンチェスター・シティは、決勝トーナメント1回戦でシャルケと対戦。シャルケは国内リーグでも苦戦しており、ベスト16の中でも最弱候補の1つに挙げられていたチームだ。敵地での1stレグもマンCが問題なく勝利すると考えていた人が多かったはずだ。

しかし、マンCは予想以上に苦しんだ。シャルケに2本のPKを奪われ、終盤に何とか3-2と勝ち越すギリギリの勝利だった。内容に不安を抱いたサポーターもいただろうが、英『sky SPORTS』はこの結果をポジティブに捉えている。不運なことが重なりながらも、逆転勝利を収める強さを見せたと評価しているのだ。

シャルケのPKはシュートがマンCのDFニコラス・オタメンディの腕に当たったハンドと、MFフェルナンジーニョがセットプレイでシャルケの選手を倒してしまったことによるものだった。フェルナンジーニョのプレイは問題だが、オタメンディのハンドに関してはアンラッキーとも取れる。しかもオタメンディは後半に退場処分まで受けており、マンCは1-2と相手にリードを許した状況で1人少なくなってしまった。

最悪の事態も想定されたが、マンCはレロイ・サネのフリーキックとラヒーム・スターリングの得点で逆転。同メディアは3-2にしたことでホームでの2ndレグをコントロールできると勝利を確信しており、苦戦の中で勝利を掴んだことを評価している。同点弾を決めたサネは試合途中から出場しており、選手層の厚さも申し分ない。

同メディアが期待しているのは「クアドルプル」。つまりは4冠だ。リヴァプールと競り合っているプレミアリーグ、1stレグで勝利を収めたチャンピオンズリーグ、24日に行われるカラバオ杯決勝・チェルシー戦、準々決勝まで勝ち進んでいるFA杯と、マンCには4つのタイトル獲得の可能性が残っている。これが今季の究極目標となる。

チェルシーとのカラバオ杯決勝は簡単なゲームにはならないだろうが、今のチェルシーは混乱状態にある。前回もマンCは6-0でチェルシーを撃破しており、優勝できる可能性は高い。FA杯は準々決勝の相手がプレミア・チャンピオンシップ(イングランド2部)のスウォンジーで、こちらも特別問題はない。何よりベスト8に残っている強豪はライバルのマンチェスター・ユナイテッドくらいで、こちらも優勝を狙えるはずだ。

リーグ戦は予想が難しいが、スケジュールではややマンCの方が有利だ。リヴァプールの方が強豪とのゲームを多く残しており、勝ち点を取りこぼす可能性がある。

当然のことながらチャンピオンズリーグは最も優勝が難しいコンペティションだ。同メディアは今回のシャルケ戦で見せた粘りを評価しているようだが、優勝を狙う力があるのは間違いない。

果たしてこの究極目標は叶うのか。シャルケ戦の内容は反省すべき点もあるだろうが、それでも勝利を掴んだことを素直に評価すべきなのかもしれない。