【プレミアリーグ】サッリの指導メソッドをリュディガーが解説「学校の先生みたい」

チェルシーのドイツ代表DFアントニオ・リュディガーは、去就が騒がれているマウリツィオ・サッリ監督についてコメント。戦術スタイルの指導方法はまるで学校の先生だと例えた。

開幕から数か月はリーグ無敗を維持していたチェルシーだったが、1月にボーンマスに0-4と敗北し、マンチェスター・シティにはクラブ28年ぶりとなる0-6の大敗を喫した。直近のFAカップ5回戦マンチェスター・ユナイテッドとの試合も0-2で敗れ、サポーターは”サッリ・ボール”に懐疑心を抱き、一部では解任のチャントが歌われている。

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ミッドウィークにはUEFAヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグのマルメFF戦、週末にはシティとのカラバオカップ決勝が控えているチェルシー。タイトルに直結する試合を落としてしまうと、サッリ監督の解任も逃れられない状況になるが、リュディガーは「試合前トレーニングでは戦術的な部分が多く、フィジカルな部分を軽視する傾向がある。ゴール前では、フィジカルで攻めるよりも戦術的な攻めを彼は好むんだ。学校で椅子に座って先生の話を聞くのと同じさ。一日の終わりまで彼の話を聞く必要がある」と語っている。

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またリュディガーは、チェルシーの選手たちはサッリ監督のために戦い、ビッグマッチに備えていると話した。「まずは目先の試合に集中しなければならない。マルメ戦は僕たちがELに残れるかが決まる重要な一戦だ。週末にはウェンブリー・スタジアムでシティとのビッグゲームがある。今シーズンの行方を左右する試合だし、リバプールやトッテナム・ホットスパーを超えるきっかけになる。僕たちは監督の為にいつも戦っているけど、結果も求めているよ。地球上で勝利を欲していない選手なんていないだろ?」。

サッリ監督の指導方法について語ったリュディガー

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