徳島県知事選への立候補を表明|飯泉嘉門(いいずみ かもん)氏の経歴・政策は?

2018年12月5日の徳島県議会において、任期満了にともなう徳島県知事選(2019年3月21日告示、4月7日投開票)に、飯泉嘉門氏(58)が立候補を表明しました。
飯泉氏は現職の徳島県知事で、5選を目指しての立候補となります。

なお、徳島県知事選には自民党県議で新人の岸本泰治氏(61)、小松島市議で新人の天羽篤氏(68)が立候補を表明しています。

自治官僚を経て、徳島県知事として4期を務める

飯泉嘉門氏は1960年7月29日の生まれで現在58歳です。東京大学法学部を卒業後、1984年に自治省に入省。山梨県総務部財政課長、埼玉県企画財政部財政課長、郵政省通信政策局地域情報化プロジェクト推進室長、自治省税務局税務企画官、徳島県商工労働部長、徳島県県民環境部長を歴任しています。

2003年の徳島県知事選挙に立候補し初当選。2007年に再選、2011年に3選、2015年の同知事選では201,364票を得て4選を果たしました。現在は現職の徳島県知事を務めるとともに、全国知事会地方創生対策本部副本部長、全国知事会総務常任委員会副委員長などの役職に就いています。

飯泉氏の政策理念

飯泉氏は「徳島県ホームページ」の「ようこそ知事室へ」によれば、

「今後とも、人口減少や大規模災害などの「国難」に立ち向かい、「vs東京『とくしま回帰』総合戦略」の総仕上げや、さらなる県土強靱化に全力で取り組んで参りますので、皆様には一層のご理解、ご協力をよろしくお願い申し上げます」

と自身の県政に対する姿勢を述べています。

飯泉氏の立候補への抱負

飯泉氏は4期16年の県知事としての実績をふまえ、南海トラフ巨大地震など大規模災害への対策や、東京一極集中の是正に向けた地域創生を重要課題として掲げています。

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