スバル レヴォーグ新車購入ガイド | 内装や価格、気になる燃費まで徹底解説

スバル レヴォーグ(2017年7月 D型マイナーチェンジ後モデル)

スバル レヴォーグの概要

スバル レヴォーグは、扱いやすいボディサイズと高い走行性能を兼ね備えたステーションワゴンです。

スバル伝統のシンメトリカルAWDにより、悪天候時でも優れた走行安定性を発揮することが特長です。また、同社が磨き上げてきた水平対向エンジンは低振動と低重心を両立。パワートレインの素質の良さにより、質の高い走りを味わえます。

さらに、安全運転をサポートする「アイサイト・ツーリングアシスト」が全車標準搭載です。

スバル レヴォーグの改良・特別仕様車 最新情報

スバル レヴォーグ SUBARU60周年特別仕様車「レヴォーグ 1.6GT EyeSight V-SPORT」

スバルは2018年11月27日、「レヴォーグ」の特別仕様車「1.6GT EyeSight V-SPORT」を発売しました。この特別仕様車は、1958年のスバル360発売開始から60周年を迎えたことを記念するモデル。

ビルシュタイン製ダンパーや18インチアルミ、アイサイトセイフティプラスなどの豪華装備が装着されたにも関わらず、価格はベース車に対し21.6万円高の307.8万円に抑えられました。

スバル レヴォーグのスペック

モデルチェンジしたスバル レヴォーグの特長

レヴォーグは2017年7月にマイナーチェンジを受けました。このマイナーチェンジでは、アイサイトが「アイサイト・ツーリングアシスト」へと進化しています。

アイサイト・ツーリングアシストでは、ステアリング操作を支援するアクティブレーンキープが、アクセルとブレーキ操作を支援するクルーズコントロールと併せて停車時から時速120kmまで幅広く対応しています(従来型は時速65km以上)。また夜間走行では歩行者の視認性が向上し、緊急自動ブレーキの精度も高められています。

さらに、走行性能面でも改善を受けました。フロント&リアサスペンションに改良を施されたほか(STIスポーツ アイサイトを除く)、電動パワーステアリングの操舵感も見直されました。静粛性も向上しています。

※筆者は渡辺 陽一郎氏

スバル レヴォーグのボディサイズ

スバル レヴォーグのボディサイズは下記の通りです。

※2.0 GT-S アイサイトの場合

スバル レヴォーグの外装(エクステリア)

スバル レヴォーグ(2017年7月 D型マイナーチェンジ後モデル)
スバル レヴォーグ(2017年7月 D型マイナーチェンジ後モデル)
スバル レヴォーグ(2017年7月 D型マイナーチェンジ後モデル)

外装は、フェンダーの張り出しや後ろ下がりとなっているルーフラインなどが印象的なデザインとなっており、またフロントマスクは同社のスポーツセダン「WRX」と共通した意匠が採用されています。

スポーツセダンのような運動性能を見せるレヴォーグのキャラクターがよく表現されているのではないでしょうか。

※筆者はマリオ 高野氏

スバル レヴォーグの内装(インテリア)

スバル レヴォーグ(2017年7月 D型マイナーチェンジ後モデル)

内装のデザイン性と質感の高さは、レヴォーグの美点の1つです。デザインは奇をてらうことなくシンプルな印象で、造形的にはスバルの他車種とも共通性が感じられるものですが、スイッチ類やダイヤルの操作感など手に触れる部分の質感は高く、「質の高い道具に触れる心地よさ」を味わうことができます。

居住性と積載性についても、ミドルサイズのワゴンとしては十分に満足できるレベルです。

※筆者はマリオ 高野氏

スバル レヴォーグの試乗インプレッション

スバル レヴォーグ(2017年7月 D型マイナーチェンジ後モデル)

レヴォーグは2017年7月に行われたマイナーチェンジで、乗り心地が向上しました。従来型も特に硬かったわけではないものの、新型では路上のデコボコをさらに伝わりにくくなっています。

また、以前からハンドルの切り始めの反応も向上しています。小さな舵角から車両が緻密に反応して向きを変えるため、運転感覚が上質になった印象です。

※筆者は渡辺 陽一郎氏

スバル レヴォーグの使い勝手

スバル レヴォーグ(2017年7月 D型マイナーチェンジ後モデル)
スバル レヴォーグ(2017年7月 D型マイナーチェンジ後モデル)

レヴォーグの荷室は、522L(VDA法での計測)という大容量。大きな荷物や長い荷物を楽々収納できる、ワゴンらしい使い勝手の良さが実現されています。

また、リアシートは4:2:4分割可倒式となっており、乗員や荷物の量・形状に合わせて荷室を拡張することが可能です。

スバル レヴォーグのエンジン(パワートレイン) | 燃費をグレードごとに比較

スバル レヴォーグ(2017年7月 D型マイナーチェンジ後モデル)

レヴォーグに搭載されているパワートレインは下記2種類。パワートレインごとのJC08モード燃費も紹介します。

1.6リッターDOHC 水平対向ガソリンエンジン 直噴ターボ“DIT”

16.0km/L

2.0リッターDOHC 水平対向ガソリンエンジン 直噴ターボ“DIT”

13.2km/L

スバル レヴォーグのグレードごとの装備比較

レヴォーグはすべてのグレードがAWD(4WD)を搭載しています。システムを比較すると、1.6リッターターボは油圧多板クラッチを使うアクティブトルクスプリット式のAWDですが、2リッターターボはセンターデフ式のVTDです。後者の駆動力配分は前輪が45%、後輪が55%となっていて、アクセルペダルを踏み込みがら曲がる場面ではこちらの方が高い運動性能となっています。

しかし走行性能の違いや装備の違いを考慮しても、2リッターターボのグレードは価格が50万円近く高まることから、コストパフォーマンスは決してよくありません。また使用燃料がプレミアムガソリンになり、アイドリングストップも装着されません。エンジン性能がグンと高くなるとはいえ、より趣味性の高い選択肢といえるでしょう。

一般的なユーザーの使い方や機能のバランス、価格を考えると1.6リッターターボのグレードがおすすめです。販売台数面でも1.6リッターターボのモデルが主流となっています。

※筆者は渡辺 陽一郎氏

スバル レヴォーグのオプションパッケージ

レヴォーグのおすすめオプションは、「ウェルカムライティング」です。ドアミラー下に取り付けられたライトや、ヘッドライト内のポジショニングランプ、リアコンビランプなどが、アクセスキーと連動して点灯します。乗客へのおもてなし感が演出されると共に、車両周囲の視界を確保するオプション装備です。

なお、グレードによって標準で装備されている場合もあります。

スバル レヴォーグのボディカラー

スバル レヴォーグには、全8色の豊富なボディカラーが用意されています。

・クリスタルホワイト・パール(税込32,400円高)

・ストームグレー・メタリック

・アイスシルバー・メタリック

・ダークグレー・メタリック

・クリスタルブラック・シリカ

・ピュアレッド

・ラピスブルー・パール

・WRブルー・パール

※グレードによって選択できないカラーがあります

スバル レヴォーグの価格

スバル レヴォーグ(2017年7月 D型マイナーチェンジ後モデル)

レヴォーグの価格は286.2万円~405万円となっています。

前述した主要グレードの価格は以下の通りです。

1.6 GT アイサイト

・286.2万円

2.0 GT-S アイサイト

・361.8万円

※いずれも税込価格。

スバル レヴォーグのエコカー減税優遇額

レヴォーグでは、排気量によって税額が異なります。

1.6リッター仕様の場合、平成27年度燃費基準+20%となっていることから、自動車重量税において「本則税率」が適応されます(1回のみ)。

一方2.0リッター仕様の場合、軽減措置はありません。

スバル レヴォーグの維持費

スバル レヴォーグの5年間の維持費は、85万円~95万円と予想されます。想定内訳は以下の通りです。

・ガソリン代: 568,182円(年間走行距離:1万キロ、燃料代:150円/Lと仮定し、燃費13.2km/Lで計算)

・車検費用:100,000円(概算)

・自動車重量税:49,200円

・自動車税:197,500円

⇒合計:914,882円

※2.0 GT-S アイサイトの場合

※任意保険料やメンテンナンス代は除く

スバル レヴォーグの画像ギャラリー

レヴォーグの外装

スバル レヴォーグ(2017年7月 D型マイナーチェンジ後モデル)
スバル レヴォーグ(2017年7月 D型マイナーチェンジ後モデル)
スバル レヴォーグ(2017年7月 D型マイナーチェンジ後モデル)

レヴォーグの内装

スバル レヴォーグ(2017年7月 D型マイナーチェンジ後モデル)
スバル レヴォーグ(2017年7月 D型マイナーチェンジ後モデル)
スバル レヴォーグ(2017年7月 D型マイナーチェンジ後モデル)

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