横須賀線電車、走行中窓ガラス割れる 乗客女性が背中負傷

 21日午前9時10分ごろ、新川崎-横浜間を走行していたJR横須賀線の普通電車で最後尾車両の窓ガラスがひび割れていると、乗客が車掌に届け出た。破片で乗客の女性1人が負傷。JR東日本横浜支社は、外部から何らかの衝撃があったとみて原因を調べている。

 同支社によると、窓ガラスは縦94センチ、横34.5センチ、厚さ0.6センチ。全体にわたってクモの巣状にひび割れ、破片も車内で確認された。負傷した女性は午前中に電話で被害を申告。「何かがぶつかったような音がして、振り返るとガラスが割れていた。飛び散った破片で背中に切り傷を負った」と話したという。

 当該電車は津田沼発大船行きで、15両編成で運行。横浜駅で運休し、約270人に影響した。

JR横須賀線

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