今月19日にブラジルのグレミオからFC東京への完全移籍が発表されたFWジャエル。Jリーグでの活躍が期待されている同選手だが、前所属先で驚異的なスタッツを叩き出していた。
スポーツデータサイト『Sofa Score』の統計によると、ジャエルは昨年のブラジル・セリエAで計20本のシュートを放ち、このうち6本をゴールに結びつけている。当該シーズンのゴール数を全シュート数で割って算出する決定率(Goal Conversion)は30%となるが、これは昨年の同リーグで20本以上シュートを放った全20クラブのフィールドプレイヤーのなかで、最良のパーセンテージだ。
決定機さえ訪れればそれを確実にモノにできるだけの力を有するジャエルだが、昨年のJ1リーグ上位10クラブのなかで最も少ない得点数(39ゴール)に留まったFC東京の攻撃に、どのような変化をもたらせるかに注目が集まる。