パートナーシップ制度 来年度早期導入 鎌倉市「目指す」

 性的少数者(LGBTなど)のカップルをパートナーとして公的に認める「パートナーシップ制度」について、鎌倉市の松尾崇市長は21日、「現在、制度設計に取り組んでおり、2019年度早期の導入を目指す」との考えを示した。

 市長が時期に言及したのは初めて。同日開かれた市議会2月定例会の本会議で、納所輝次氏(公明)の代表質問に答えた。

 市議会は昨年6月、導入に向けた協議を市に働き掛けるよう求める市民からの陳情を採択した。

 市文化人権課によると、複数の自治体から取り組みの実態についてヒアリングするなど、市は昨夏から検討を始めた。

鎌倉市役所

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