劇場整備、必要性訴え 横浜市長、IRとの関連否定

 横浜市が整備を検討する劇場について、林文子市長は21日、「文化芸術創造都市の中核」と位置付けて「にぎわいとともに、文化芸術による横浜のプレゼンスを飛躍的に高めることを目指す」とし、整備の必要性を訴えた。

 市長は2019年度に設置する有識者委員会の提言を踏まえて判断するとするが、改めて強い意欲を示した形だ。

 一方、検討中のIR(カジノを含む統合型リゾート施設)と劇場との関連については「それぞれ別の事業として検討を進めている」と述べ、つながりを否定した。

 同日の市会本会議で、望月高徳(民権フォーラム)、望月康弘(公明党)、豊田有希(無所属)の3氏の質問に答えた。

横浜市の林文子市長(資料写真)

© 株式会社神奈川新聞社