北海道は気温上昇で落雪に注意 東・西日本の太平洋側は広く雨

22日(金)朝と夜遅くの天気分布予想

 きょう2月22日(金)は、北海道は全道で午前中は日差しがあるが、午後は雲が多くなる見込み。気温は高く雪解けや屋根からの落雪に注意が必要となる。
 全国的に朝は晴れるところも、太平洋側は次第に西から雨の範囲が広がりやすくなる見込み。関東は夕方以降、広く雨の見込み。昼間の気温は、この時季として高めの予想だ。

22日(金)午前8時と午後2時の気温分布予想図

北海道 午後は雲が広がる

 昨夜21日(木)の夜に大きな地震のあった北海道胆振中東部は、きょう22日(金)の朝は高気圧に覆われて概ね晴れるが、午後は気圧の谷の影響で次第に雲が広がる見込みだ。
 厚真町や札幌周辺の昼間の気温は5℃くらいで、3月下旬頃の気温を見込んでいる。そのため、積雪の多いところではなだれや屋根からの落雪、路面状況の悪化で車の運転などに注意が必要となる。

週間天気予報(数字は予想最高気温と最低気温)

全国的に太平洋側は広く雨

 きょう22日(金)は、沖縄付近にある低気圧や前線が、発達しながら関東の南海上に進む予想だ。沖縄周辺は、短い時間の強い雨や落雷・突風に気をつけたい。朝は九州で雨、午後は中国・四国で雨が降りやすくなる。夕方以降は関東でも雨が降り出す見込み。送別会シーズンだが、帰りが遅くなる方は傘を持った方が良さそうだ。

 22日の予想最高気温は、厚真町・むかわ町・札幌は5℃、函館は6℃で3月下旬並みの気温が予想される。東京や大阪は12℃とこの時季の気温としてやや高い予想だ。(気象予報士・崎濱綾子)

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