荘川町の産廃処分場建設 業者が計画取り下げ

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 岐阜県高山市荘川町六厩で産業廃棄物の管理型最終処分場の建設を計画していた産廃収集運搬業アルト(富山市)が、県に提出した事業計画を20日付で取り下げたことが21日、分かった。

 県によると、安全性の審査に必要な設計計算書が準備できないとして、同社が取り下げの手続きを行った。

 計画されていた最終処分場の敷地面積は11ヘクタール、埋め立て容量は246万600立方メートル。水銀使用製品の廃棄物を含む18品目を処理する予定だった。昨年9月に事業計画書が県に提出された。

 計画地は分譲別荘地と隣接しており、別荘所有者は敷地内を流れる六厩川から飲み水を採取している。生活や産業への影響を危惧した住民らが今年1月、六厩産廃処分場計画対策委員会を結成し反対運動を展開していた。