最優秀賞に七々子「黒紅・赤橙」、「Q」は審査員特別賞/テーブルウェア全国大会

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最優秀賞に輝いた白川さんの「黒紅・赤橙」
須藤さんが制作した「Q」

 青森県弘前市の津軽塗職人・白川明美さん(62)と須藤賢一さん(62)が、3~11日に東京都で開かれた「テーブルウェア・フェスティバル2019~暮らしを彩る器展~」内の「第27回テーブルウェア大賞~優しい食空間コンテスト~」に作品を出品し、白川さんが最優秀賞・東京都知事賞、須藤さんが審査員特別賞を受賞した。同市によると、青森県出身者のダブル受賞は初だという。

 2人は同コンテストの「テーブルウェア・オリジナルデザイン部門」に出品。白川さんが制作した七々子塗の二つの盛器「黒紅・赤橙」はヒバの板を使い、それぞれに赤と黒のぼかし塗りを施した。

 一方、須藤さんが制作した「Q」は、ケヤキとサクラの木を用いた球状の小物入れ。あえて整った形にならないよう、さまざまな角度や力加減で表面を削り、漆を5回ほど薄く塗り重ねた。

 白川さんは「今回は部門の中で2番目の賞。次は大賞を目指す思いが強くなった。これからも作品を作り続けて自分の感性を磨いていく」、須藤さんは「次回のコンテストでも良い作品を作れるよう、最近の流行などを学んで創作の参考にしたい」と語った。