早くも好調フェラーリF1を警戒する声に、ルクレールは動じず。「テスト段階のパフォーマンスに意味はない」

©株式会社サンズ

 フェラーリのシャルル・ルクレールは、2019年マシン『SF90』の感触に満足しながらも、テスト段階のパフォーマンスをライバル勢と比較しても意味がないと話した。

 ライバルチームであるメルセデスのバルテリ・ボッタスは、これまでのところフェラーリが他のライバルチームから一歩抜きんでていると考えているが、その一方でレッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは、「チームの予想について話すのは時期尚早」だと語っていた。

 ルクレールの僚友セバスチャン・ベッテルはテスト初日を終えて、SF90はほぼ完璧だとコメントしたが、ルクレール自身は2019年のフェラーリのポテンシャルについて、依然慎重なままでいる。

 プレシーズンテストが行われているカタロニア・サーキットで、「メルセデスとレッドブルはどれくらいフェラーリを警戒すべきか」と尋ねられたルクレールは、次のように語った。

「今はパフォーマンスにはまったく意味がない。なぜならまだテストの段階だし、おそらく彼らは限界まで力を出していない。僕たちもそうだ」

「他のチームがどれだけ力を抑えているのかは分からないが、開幕戦で分かるだろう。このテストで一番重要なのは1日のプログラムをこなすことだと思うし、それこそ僕たちがやっていることだ。だから満足している」

 さらにルクレールは、SF90にも満足しているという。

「とても良い感じだ。だけど今はまだテスト中だから、あまりコメントをするつもりはない」

「でもマシンに乗り込んだ時の感触は良い。多くの周回を走れているし、信頼性もとても高い」

 シーズン開幕戦のオーストラリアGPを見据えて、ルクレールはフェラーリでの初戦で何を達成したいのだろうか? 表彰台や優勝を目指すのだろうか?

「僕は今のところ、結果にはあまり焦点を置いていない」

「前に言ったように自分自身に集中して、マシンに乗っている時もそうでない時も自分にできる最高の仕事をする努力をしてさえいれば、結果はいつかついてくる。だから僕は完全に自分自身のことに集中していくよ」

「僕はフェラーリでの最初のレースで勝ちたいという考えを持ちたくない。ただ開幕戦までにできるだけ成長して、チームの中でもマシンに乗っている時も安定したい。そうすれば結果はついてくる」

 ひとつ確実なことは、レッドブルもメルセデスもメルボルンでは実力を隠すことはないだろうということだ。そしてフェラーリのプログラムは、テストをすることではなく勝ちにいくことだ。つまりその時に上位3チームの相対的なパフォーマンスを、誰もがようやく目にすることになるのだろう。