CL男ロナウドが大ピンチ! ベスト16敗退なら”2010年以来”の屈辱

ユヴェントスのC・ロナウド photo/Getty Images

ユヴェントスでもチャンピオンズリーグ制覇が期待されていたFWクリスティアーノ・ロナウドが想像以上の壁にぶち当たっている。決勝トーナメント1回戦の相手アトレティコ・マドリードは厄介なチームではあるものの、まさか1stレグで0-2の敗戦を喫するとは予想していなかったのではないか。2点差をつけられての敗北は優勝候補ユヴェントスにとって想定外だ。

仮にホームでの2ndレグでも巻き返せなかった場合、チャンピオンズリーグ男とも言えるロナウドがベスト16で姿を消すことになる。ベスト16敗退はロナウドにとって2009-10シーズン以来のことだ。姿を消すにはあまりにも早すぎる。

当時はロナウドがレアルに加入した最初のシーズンで、決勝トーナメント1回戦でリヨンと対戦。アウェイでの1stレグを0-1で落とし、本拠地での2ndレグは1-1のドローだった。合計スコアで敗退となり、大きな屈辱を味わうことになった。

スペイン『MARCA』も、アトレティコ戦でのロナウドのプレイは悪くなかったとフォローしている。ヤン・オブラクを襲う強烈なフリーキックもあり、デュエルも73%にあたる15回勝利、パス成功率も95%と、まずまずの出来だったはず。称えるべきはアトレティコで、試合巧者ぶりはさすがだった。レアル・マドリードでは試合巧者アトレティコを撃破してきたのだが、ユヴェントスにその力はなかったのかもしれない。

優勝候補筆頭とも言われたユヴェントス、そして王者ロナウドがベスト16で消えるのは惜しい気もするが、2ndレグで反撃できるのか。想像以上に早い段階で壁にぶち当たることとなった。

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