星座の動き、ロボで再現 古河・大和田小

プログラミング教育授業

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ロボットを使って星座の動きを再現しようと試行錯誤する児童=古河市大和田

県教委の「小学校プログラミング教育推進事業」で、モデル校の一つとなっている古河市立大和田小学校(同市大和田、野尻勝校長)で、公開授業が行われた。県南西地域の小学校教員ら約110人が参加し、2020年度から小学校で必修化されるプログラミング教育の手法について研究した。

同市は15年9月から市内の小中学校にタブレット端末を導入。同校では、例えば図工で制御できるロボットのボールを教材として使うなど各教科の学習の中にプログラミングの要素を積極的に取り入れてきた。

公開授業は五つの学年・クラスで行われた。児童が星座の動きをロボットで再現したり、磁石の性質を学んだりして、教員らは熱心に児童の様子に見入っていた。このうち6年1組の児童は、身近なものの電力消費を効率化するシステムを班ごとに考えた。班の一つは、お店のサイダー売り場の前に客が立ったことをセンサーで検知し、商品の宣伝音声を流すプログラムの構築と改善に取り組んだ。

授業後の全体会では同校の仲見川康隆教諭が、教員らに取り組みの内容やプログラミング教育の考え方などを説明。ICT(情報通信技術)機器が十分に整っていなくても教える手法があることなどを解説した。プログラミング教育の利点については、「児童が主体的・対話的に学ぶことができ、論理的思考を身に付けられる」などと語った。(小原瑛平)