北朝鮮、国連に支援要請「異常気象と制裁で食糧難」

国連のドゥジャリク事務総長報道官は21日(米東部時間)の会見で、北朝鮮が国際機関に食糧支援を要請したことを明らかにした。AP通信などが伝えた。

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北朝鮮が国連に提供した統計に基づくと、今年はコメや小麦、ジャガイモ、大豆など140万人分の食糧不足が予想されるという。国連は北朝鮮国民の約40%が栄養不足の状態にあると推定している。

これに先立ち、米NBCテレビは北朝鮮が最近、金星(キム・ソン)国連大使の名で国連に公文を送り、昨年の穀物の生産量は495万1000トンで前年より50万3000トン少ないとする、国連世界食糧計画(WFP)との共同調査結果を示したと伝えた。金星氏は公文で、食糧の配給量を減らすしかない状況であると表明。また、食糧難は異常気象と自然災害のほか、「必要な営農資材の供給を制限する」経済制裁が背景になったと説明したという。

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