最後の出場は約50日前!? マンUの5200万ポンドMFのブレイクはまだ

マンUのフレッジ photo/Getty Images

ジョゼ・モウリーニョからオーレ・グンナー・スールシャールに指揮官が交代したマンチェスター・ユナイテッドでは、アンデル・エレーラ、ネマニャ・マティッチ、ポール・ポグバの中盤トリオがファーストチョイスになっている。3人は好調を維持しており、特にポグバはすっかり大黒柱だ。

そんな中、ほとんど出番を与えられていない選手がいる。昨夏シャフタール・ドネツクから5200万ポンドとされる移籍金で加わったブラジル代表MFフレッジだ。調子を上げてきたマンUでなかなか出番が増えないフレッジのことを忘れかけているサポーターもいるのではないか。

それも無理はない。英『Manchester Evening News』は、フレッジが最後にピッチに立ってから50日が経過しようとしていることを取り上げている。最後の出場は1月5日のFA杯3回戦・レディング戦となっており、そろそろ2カ月前の出来事になってしまう。

まだスールシャールの信頼を完全に掴めていないためか、1月29日のバーンリー戦ではエレーラを休ませる代わりに若いアンドレアス・ペレイラを先発で起用。フレッジはベンチのまま出番がなかった。先日2-0で勝利したFA杯5回戦のチェルシー戦ではスコット・マクトミネイ、ペレイラの2人が途中出場し、これまたフレッジはベンチのままだった。

チーム内の序列も厳しくなっているようだが、まだクラブはフレッジがフィットすると自信を持っているという。トレーニングの内容そのものはポジティブで、もう少し時間が必要との見方だ。果たしてエレーラやマティッチを脅かせる時はくるのか。高額な移籍金がかかっているだけに、何とか中盤の貴重な戦力にしたいところだ。

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