東京五輪後に除外!「ソフトボール」日本のなぜ? 写真特集 3大会連続メダル 代表チームの軌跡

2008年8月、北京五輪のソフトボールで米国を破り金メダルを獲得した日本チーム、左は大会で好投した上野投手(共同)

 2020年東京五輪で3大会ぶりに復活したソフトボールが次の24年パリ五輪で追加種目から外れることが2月21日、明らかになった。28年ロサンゼルス五輪で復帰する可能性はある。シドニー、アテネ、北京の3大会で日本にメダルをもたらした「お家芸」、世界の強豪チームと競り合ってきた彼女たちの活躍の軌跡を写真でまとめてみた。(構成 共同通信=柴田友明)

 「これで東京五輪へ懸ける選手の思いというのは、さらに強くなる。自分も(パリの)先の五輪でもう一度ソフトボールを取り戻すための運動を、自分のできることとしてやっていく」。08年北京五輪で日本を金メダルに導いた上野由岐子投手は残念な思いをかみしめながらも気丈に語った。

 落胆から次の機会を目指す意気込み。優勝目前だったが銀のシドニー、銅のアテネ、そして金の北京。来年の東京そして、その先に向かうアスリートとしての情熱は昔から変わらない。(肩書、名称は撮影当時です)

【2000年 シドニー五輪】

2000年9月26日、銀メダルを持ち、手作りの「金メダル」を手にした宇津木妙子監督(前列中央右)を囲み、笑顔で記念撮影に納まる日本チームの選手たち(共同)

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2000年9月19日、日本―米国 延長の末、優勝候補の米国を破り抱き合って大喜びする日本チーム(共同)

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シドニー五輪女子ソフトボールの新ユニホームとバットを手にポーズをとる石川多映子投手(右)と伊藤良恵内野手=2000年7月28日午後、横浜市内のホテル

【2004年 アテネ五輪】

2004年8月22日、中国を破り、決勝打を放った宇津木麗華選手(左)を迎える宇津木妙子監督=ソフトボール競技場(共同)

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銅メダルの日本チーム

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2004年8月、オーストラリアに敗れ銅メダルにとどまり、スタンドに一礼する日本代表(共同)

【2008年 北京五輪】

2008年8月、北京五輪で金メダルを獲得し、抱き合って喜ぶ日本の女子ソフトボールナイン(共同)

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北京五輪から帰国し、成田空港で記念撮影する斎藤春香監督(前列左から3人目)、上野由岐子投手(その右)らソフトボール日本チーム=2008年8月

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2008年8月、北京五輪のソフトボールで獲得した金メダルを胸に、花束を掲げる(左から)坂井、上野、江本選手の投手陣(共同)

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北京五輪ソフトボール代表の上野由岐子選手(左から3人目)らと言葉を交わす皇后さま=2008年10月9日午後、宮殿・春秋の間(代表撮影)

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