「バルセロナ、買い戻すかもしれない4人のカンテラ出身者」

世界中のビッグクラブが狙っていたオランダ代表の至宝フレンキー・デ・ヨングの獲得にこぎ着けたバルセロナ。来季のチーム作りは今から楽しみだ。

【関連記事】「23歳以下のヤングスター!現世界ランキングTOP10」

海外の日本代表最新情報、Jリーグ超ゴールはこちら

ここでは、『sportskeeda』による「バルサが買い戻すかもしれないカンテラ出身者たち」を見てみよう。

ダニ・オルモ

スペインU-21代表MF、20歳、ディナモ・ザグレブ所属

才能あるウィンガーであるオルモは今季素晴らしいパフォーマンスを披露しており、クロアチアリーグの年間最優秀選手に選ばれた。

彼はエスパニョールを経て、バルサのカンテラで育成された選手。だが、若くしてクロアチアに渡った。

バルサが買い戻しを考慮しているとされている一方、宿敵レアル・マドリーはより高い移籍金で獲得を狙っているとも。

アンドレ・オナナ

カメルーン代表GK、22歳、アヤックス所属

GKが見出しを飾ることはそれほど多くない。だが、アヤックスの守護神に君臨する彼はそれをやっている。オランダでのパフォーマンスによって、欧州中から賞賛を得ているのだ。

カメルーン生まれのオナナは2010年にバルサのカンテラに入団したが、5年後にアヤックスへと旅立って行った。

あのファン・デル・サールからも絶賛される逸材は、CLの舞台でも存在感を発揮している。

バルサは控えGKヤスパー・シレッセンが退団した場合、オナナ獲得に動くかもとされているが…。

アレハンドロ・グリマルド

元スペインU-21代表DF、23歳、ベンフィカ所属

バルサのカンテラで最もホットな若手のひとりだったグリマルド。弱冠15歳でトップチームの試合に出場するなど、ジョルディ・アルバの後継者になると期待されていた。

そんな彼が2016年にリュカ・ディーニュと入れ替わるように退団した際、バルセロニスタは(クラブの判断に?)憤慨したものだ。

ディーニュはバルサに適した選手ではなかった。エヴァートンに去るまでの2年間でほぼインパクトを残せなかったという事実がそれを正当化している。

バルサ首脳陣は自らの判断の過ちを取り戻すかのように、ポルトガルでのグリマルドの進展状況をチェックしているとか。近い将来、彼がカンプ・ノウに戻ってきたとしても、さほど驚きではないだろう。

ティアゴ・アルカンタラ

スペイン代表MF、27歳、バイエルン・ミュンヘン所属

ラ・マシア、そしてバルサは並外れた能力を持つマジシャンのようなMFたちを生み出すことで知られている。

そのなかで、ティアゴ・アルカンタラほどバルサの特徴を体現している選手はそうそういない。

2013年にペップ・グアルディオラがバイエルンの監督に就任した際、真っ先に獲得を希望したのも彼だった。その事実が彼の能力を大いに物語っている。

バルサのエルネスト・バルベルデ監督もティアゴの大ファンだということは公然の秘密だ。彼本人も復帰の可能性を否定していないようだが…。

© 株式会社ファッションニュース通信社