転落、感電を疑似体験 NTTドコモ北陸、VRで労災防ぐ

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 NTTドコモ北陸支社は22日、金沢市松島1丁目のドコモ金沢松島ビル駐車場で、仮想現実(VR)技術を活用して、高所からの転落や感電などを疑似体験する研修を初めて実施した。危険を伴う作業の失敗をあえて体験してもらうことで、安全意識の向上と労働災害の予防につなげる。

 鉄塔の保守・点検作業などを担当する同支社と協力企業6社の社員計約60人が参加した。高さ約50メートルの鉄塔から落下して命綱で宙づりになったり、基地局の電源の配線作業中に感電したりする場面を、コントローラーの振動や画像の技術で疑似体験した。

 危険を伴う作業に臨む前にVR装置で基本動作や手順を予習することで、労災の発生を防ぐ狙いもある。参加者は音声の指示に従い、命綱の留め具を手すりに固定する作業などを経験した。