<いじめ母子心中>「実際と違う点多すぎる」父親、第三者委の早期調査を訴え

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 仙台市泉区で昨年11月、寺岡小2年の女児(8)へのいじめを苦に母親が無理心中したとみられる事件で、父親が22日、市役所で記者会見し、遺族と学校や市教委の認識に相違があるとして第三者委員会による調査の早期開始を求めた。父親は学校と市教委の説明資料に関し「実際と違う点が多すぎる」と述べた。

 女児が昨年8月に「しにたい」と書いたメモに関し、学校は夏休みの宿題が影響したとの見方を示している。父親は「『死にたい』と話した7月初め以降、繰り返し校長に伝えた。宿題が原因で手紙を書いたとは思えない」と主張した。

 女児が昨年10月以降、水族館への校外学習や、校内の音楽発表会などに参加したとする学校の説明について「文字では普通に見えるが、いじめが続き、欠席や遅刻が増えた時期。持久走や芋掘りは不参加だったのに触れていない」と訴えた。

 市教委は取材に「現時点で把握していることを市議会や保護者会で説明した。事実関係を含め第三者委が調査する」と話した。