サッカーJ2の2019年シーズンは24日開幕し、V・ファーレン長崎は午後2時から諫早市のトランスコスモススタジアム長崎で横浜FCと対戦する。昨季は初挑戦のJ1で最下位。クラブ史上初の快挙を成し遂げた17年、分厚い壁に阻まれた18年を経て、また一回り成長したチームは「J2優勝、1年でJ1復帰」を掲げて再出発する。
V長崎は年間42試合のJ2リーグに臨む。開幕戦の24日から最終節の11月24日まで9カ月間、毎週末試合がある（4月3日と7月31日は水曜日）。天皇杯は7月3日の2回戦から登場。3回戦は8月14日、4回戦は9月18日、準々決勝は10月23日、準決勝は12月21日、決勝は来年1月1日に予定されている。
さらにYBCルヴァン・カップ参戦が決定。3月6、13日、4月10、24日、5月8、22日にJ1札幌、横浜M、湘南が所属する1次リーグA組を戦い、上位2チームに入れば、6月19、26日にあるプレーオフに進出する。勝てば、準々決勝は9月4、8日、準決勝は10月9、13日、決勝は10月26日の予定。
主将の黒木をはじめ、選手31人が一丸となって長丁場のシーズンを走り抜く。今季のV長崎は沖縄とハワイで約1カ月間キャンプを実施。今月上旬の国際大会「パシフィックリムカップ」で初優勝を飾った。システムは4-4－2がベースで、スタメンは1回戦と決勝で大幅に入れ替えた。組織で粘り強く守り、カウンターやセットプレーから得点を狙う全員攻撃、全員守備で戦う。
