壮瞥で真っ赤な「オロフレトマト」出荷始まる

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 壮瞥町幸内のオロフレ地熱利用野菜組合(新藤吉美組合長、7戸)で、温泉熱を利用して栽培する「オロフレトマト」の出荷が始まった。ハウス内は作業をすると汗ばむほど。真っ赤に色づき艶やかな実が次々と収穫されている。

 同組合は1・5キロほど離れた弁景温泉から、約65度の湯をハウス28棟に引く。ハウス内では、温水チューブを地面にはわせ地温を上げ、暖房にする。燃料は使わず、厳冬期でも7~8度程を保っている。

 品種は「桃太郎」。今季は、昨年11月下旬に苗を定植。例年に比べ、日光に当たる時間が多く生育は順調という。2月中旬、新藤組合長は色付いた実を丁寧にかごに入れていた。

 現在ははしりの状況で、今後収量は増える。新藤組合長は「例年同様おいしく、シャキシャキしていて歯ごたえも良い。これからさらにおいしくなりますよ」とPRしている。

 町内では、滝之町の道の駅そうべつ情報館i内の農産物直売所サムズで販売。室蘭市場を通しスーパーなどで販売している。 (奥村憲史)

【写真=温泉熱を利用したハウス内で収穫されるオロフレトマト】