便利屋・ゴンザレスが2年2100万ドルでツインズへ

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関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、フリーエージェントのユーティリティ・プレイヤー、マーウィン・ゴンザレスが2年2100万ドルでツインズとの契約に合意したようだ。来月30歳の誕生日を迎えるゴンザレスは内外野の全7ポジションを守ることができ、メジャーでも有数のユーティリティ・プレイヤーとして知られている。ツインズはポストシーズン返り咲きを目指して今オフすでにネルソン・クルーズ、ジョナサン・スコープ、C.J.クロンを獲得しているが、ゴンザレスの加入により野手陣の層はさらに厚みを増した。

現在のツインズのロースターを見る限り、穴となるポジションは見当たらない。よって、ゴンザレスはアストロズ時代と同様に、試合ごとにポジションを変えながらレギュラー級の出場機会を得ることになるだろう。新加入のクルーズがほぼ指名打者専任となるため、ゴンザレスのように内外野の複数ポジションを守ることができる選手は、チームにとって非常に貴重な存在となる。

今季のツインズ打線は、クルーズ、スコープ、クロンといった新加入の選手の働きぶりはもちろん、昨季大きく期待を裏切ったミゲル・サノーとバイロン・バクストンの復調が得点力アップのカギを握っていると言われている。もしサノーの調整が遅れるようであれば、ゴンザレスは三塁に入ることができ、バクストンが今季も期待を裏切るようであれば、左翼のエディ・ロサリオないし右翼のマックス・ケプラーを中堅に回し、空いた外野の両翼にゴンザレスを置くこともできる。リスク軽減につながる理想的な補強と言えるだろう。

もちろん、ゴンザレスの魅力は多くのポジションを守ることができる点だけではなく、4年連続2ケタ本塁打とパンチ力も兼ね備えている。昨季はやや成績を落としたものの、2017年には打率.303、23本塁打、90打点、OPS.907の好成績をマーク。一塁、遊撃、左翼の3ポジションで20試合以上に先発しながらOPS.800以上をマークしたのは、1902年のホーナス・ワグナー、1914年のシェリー・マギーに次ぐメジャー史上3人目の快挙だった。