工務店火災で作業中の消防隊員が軽傷 藤沢

 23日午前8時10分ごろ、藤沢市打戻の工務店から出火、プレハブ2階建ての同建物約80平方メートルを全焼し、隣接する物置2つを焼いた。消火作業中の消防隊員(47)が高さ約2.1メートルから落下し腰を強く打ち入院した。藤沢北署が出火原因を調べている。

 同署によると、午前7時ごろ、工務店の従業員数人がミーティングのため建物から数メートル離れた敷地内の焼却炉で暖をとり、火を消して現場を離れた。その後、無人の工務店から白煙が上がっているのを通りかかった造園業の男性(46)が発見し、119番通報した。

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