J1懸けた戦い/魅了する試合に

 明治安田J2は24日に開幕し、各地で第1節の11試合が行われる。23日はホームで開幕戦を迎える各クラブの地元で前日記者会見を開催。長崎県諫早市のトランスコスモススタジアム長崎(14時)で対戦するV・ファーレン長崎と横浜FCの監督と選手代表は、長崎県庁で健闘を誓い合った。

 V長崎から高田明社長、手倉森誠監督、黒木聖仁主将、横浜FCからタバレス監督、田代真一選手が出席。手倉森監督が「昨年悔しい思いをしている同士、J1を懸けた戦いになる。開幕戦にふさわしい激しいゲームをお見せできるように頑張りたい」と意気込むと、タバレス監督は「V長崎は九州を代表するチーム。J1でもいい戦いをしていた。生産的で人々を魅了するようないい試合をしたい」と応じた。

 互いのチームの印象について、黒木主将は「レアンドロドミンゲス選手が一番印象的。J1ですごかった時によく見ていた。マッチアップする機会があると思う」、昨夏までV長崎でプレーした田代選手は「印象は分からないけれど、一緒に戦った選手もいるので、楽しみが大きい。長崎で開幕戦を迎えられてうれしい」と声を弾ませた。

 会見後は屋外のテラスへ移動。稲佐山山頂の電波塔が横浜FCとV長崎のクラブカラーの青とオレンジにライトアップされる様子を全員で見ながら、記念撮影した。

会見後に記念撮影する(右から)V長崎の黒木主将、手倉森監督、高田社長、横浜FCのタバレス監督、田代選手=県庁

© 株式会社長崎新聞社