【ギョール（ハンガリー）】世界レスリング連盟（UWW）の男子グレコローマン・ランキング大会、ハンガリー・グランプリ最終日は2月24日、ハンガリー・ギョールで5階級が行われ、67kg級3位決定戦で全日本王者の高橋昭五（警視庁）と同2位の下山田培（警視庁）とが激突。大技が飛びかった一戦は、下山田が8点差をつけたあとフォール勝ちし、銅メダルを手にした。
下山田は昨年のアジア選手権（キルギス）銀メダル以来の国際大会のメダル獲得。高橋は2年前のこの大会以来のメダル獲得を逃した。
77kg級の櫻庭功大（拓大）と87kg級の角雅人（自衛隊）は、ともに敗者復活戦に回って1勝をマークしたが、次の試合に敗れて3位決定戦進出はならなかった。63kg級のU23世界王者の遠藤功章（日体大）は67kg級に出場、敗者復活戦で下山田に黒星を喫し、同級の国際大会デビューをメダル獲得で飾れなかった。
77kg級の小路直頌（自衛隊）は1回戦を勝ったが、2回戦で黒星。87kg級の鶴田峻大（自衛隊）と130kg級の園田新（ALSOK）は初戦で敗れ、いずれも敗者復活戦に回ることができなかった。
日本は前日、太田忍（63kg級＝ALSOK）が優勝しており、「金1・銅1」を獲得した。チームは2月28日（木）から始まるダン・コロフ－ニコラ・ペトロフ国際大会出場のため、25日にブルガリアへ移動する。
各選手の成績は下記の通り。
男子グレコローマン
【67kg級】下山田培（警視庁） 3位＝23選手出場
３決戦 ○［フォール、4:36=15-7］高橋昭五（警視庁）
敗復戦 ○［Ｔフォール、4:37=9-1］遠藤功章（日体大）
３回戦 ●［3-4］Kudrynets, Ruslan（ウクライナ）
２回戦 ○［Ｔフォール、5:34=11-2］Kovernyuk, Bogdan（ウクライナ）
１回戦 ＢＹＥ
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【67kg級】高橋昭五（警視庁） 5位＝23選手出場
３決戦 ●［フォール、4:36=7-15］下山田培（警視庁）
準決勝 ●［Ｔフォール、2:35=0-8］Kudrynets, Ruslan（ウクライナ）
３回戦 ○［5B-5］Mihut, Mihai Radu（ルーマニア）
２回戦 ○［フォール、5:07=5-1］Vancza, Krisztian Istvan（ハンガリー）
１回戦 ＢＹＥ
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【67kg級】遠藤功章（日体大） 13位＝23選手出場
敗復戦 ●［Ｔフォール、4:37=1-9］下山田培（警視庁）
２回戦 ●［Ｔフォール、5:09=2-11］Kudrynets, Ruslan（ウクライナ）
１回戦 ＢＹＥ
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【77kg級】櫻庭功大（拓大） 7位＝23選手出場
敗復２ ●［5-9］Szabo, Laszlo（ハンガリー）
敗復１ ○［8-2］Berdiev, Timur（ベラルーシ）
２回戦 ●［0-4］Nemes, Viktor（セルビア）
１回戦 ○［Ｔフォール、2:00=10-0］Zhang, Hujun（中国）
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【77kg級】小路直頌（自衛隊） 12位＝23選手出場
３回戦 ●［Ｔフォール、4:13=2-11］Liakh, Pavel（ベラルーシ）
２回戦 ○［4-1］Halmesmaeki, Tero（フィンランド）
１回戦 ＢＹＥ
※敗者復活戦へ回れず
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【87kg級】角雅人（自衛隊） 8位＝25選手出場
敗復２ ●［0-3］Szilvassy, Erik（ハンガリー）
敗復１ ○［3-3］Losonczi, David（ハンガリー）
２回戦 ●［Ｔフォール、1:40=0-9］Loerincz, Viktor（ハンガリー）
１回戦 ○［3-1］Na, Junjie（中国）
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【87kg級】鶴田峻大（自衛隊） 16位＝25選手出場
１回戦 ●［2B-2］Berg, Zakarias（スウェーデン）
※敗者復活戦に回れず
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【130kg級】園田新（ALSOK） 21位＝23選手出場
２回戦 ●［Ｔフォール、5:18=0-9］Koscevic, Marko（クロアチア）
１回戦 ＢＹＥ
※敗者復活戦へ回れず
