環境省コンクール入賞 佐伯市職員・粟津さんのアイデア【大分県】

©有限会社大分合同新聞社

優秀賞に輝いた佐伯市の粟津尚登さん

 地球温暖化防止のアイデアや取り組みを競う環境省のコンクール「クールチョイス・リーダーズ・アワード」で、佐伯市職員の粟津尚登さん(41)=同市上岡=が優秀賞に選ばれた。県内からはただ一人の入賞。粟津さんは「受賞できるとは思わなかった。少しでも温暖化防止に貢献できればうれしい」と話した。

 コンクールは温室効果ガスの排出削減を進めるため昨年度から実施。全国から710点の応募があり、最高の環境大臣賞5点と優秀賞10点が選ばれた。粟津さんは5部門のうち「アイデアリーダー(一般)部門」で入賞した。

 受賞したのは、エアコンの室外機から出る排気を有効活用するアイデア。冬場は室外機から出る冷たい排気を冷蔵庫の庫内温度を下げるために利用。逆に、夏場は温かい排気を温水器の熱源に使う。粟津さんは清掃課の業務でごみの焼却熱を有効利用する発電設備を扱っており、これをヒントに「家庭内でも同じような工夫ができないか」と考えたという。

 環境省は、2030年度の温室効果ガス排出量を13年度比で26%削減する目標を定めている。粟津さんは「家電を連携させることで今以上に省エネを進めることができる。排気をつなぐ配管などハードルはあるが、できれば実用化してほしい」と夢を語った。