フローニンヘンでプレイしている日本代表MF堂安律は、今夏に大きな一歩を踏み出すと予想されている。20歳のアタッカーはすでに欧州でも人気が高まっており、より上のレベルにステップアップするのは間違いない。
その候補地として何度も話題に上がってきたのが同じオランダの強豪アヤックスだ。オランダ国内ではアヤックス、PSV、フェイエイノールトといったクラブが噂されてきたが、ここ最近はアヤックスが堂安をチャンピオンズリーグの試合に招待していたのではといった話も出ており、現在欧州を騒がせる若手軍団に堂安が入ることになるかもしれない。
オランダ国内での評価も上々だ。堂安はまだ若い選手だが、安価で獲得することはできない。オランダ『Soccernews』はアヤックスが堂安に多額の移籍金を支払う必要があると伝えており、1月にアジアカップで決勝まで勝ち進んだことも価値を高めることに繋がったと見られている。
同メディアによればフローニンヘンを指揮するダニー・バイスは1200万ユーロ~1500万ユーロと堂安の価値を判断しているようで、それだけの価値があると評価している。これはオランダ国内では決して安くない金額だ。
ただ、「この価格は適正か?」との同メディアのアンケートで68%の人はYesと答えている。堂安にそれだけの価値があると認めてくれているのだろう。アヤックスは今季チャンピオンズリーグ決勝トーナメントにまで進んだ注目のチームだが、そこに堂安も加わることになるのか。