ノートは続くよどこまでも 鉄道ファン大分駅経由、列島リレー【大分県】

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鉄道ファンがノートを使い、日本列島の縦断リレーに挑む。JR大分駅から久留米方面に向かう男性にノートを託した=24日、JR大分駅ホーム

 全国の鉄道ファンが列車で日本列島の縦断リレーに挑んでいる。バトンの代わりに鉄路への思いを書き込むノートを人から人へと手渡していく企画。24日、JR日豊、久大両線で大分県内をつないだ。

 埼玉県の男子中学生が昨秋、SNS(会員制交流サイト)のツイッターで「鉄道ファンがリレーをしたら面白いのでは」とつぶやいたのがきっかけ。賛同者約70人が協力し昨年12月から今年1月、JR札幌駅(北海道)から鹿児島中央駅(鹿児島県)まで縦断した。

 つないだノートはB5判。それぞれ感想を書き込み、中には「西日本豪雨(昨年7月)で被災した広島県のJR呉線が復旧したことを発信したい」といった内容も。SNSで連絡を取り合い、待ち合わせの駅でリレーしていったという。

 ファンの呼び掛けで2月11日から復路の旅が始まり、九州最南端の枕崎駅(鹿児島県)から国内最北端の稚内駅(北海道)を目指している。ゴールは5月2日の予定。

 JR大分駅には24日午後1時15分ごろ、参加者の大学生鈴木耕太郎さん(20)=高松市=が日豊線佐伯発大分行き普通列車で到着。久大線で久留米方面に向かう男性2人に「全国につないでください」とノートを託した。

 鈴木さんは「取り組みを通して、鉄道のことをもっと知ってほしい」と思いを語った。