2009年ナ首位打者・ラミレス インディアンスとマイナー契約へ

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関係者がMLB公式サイトのマーク・フェインサンドに伝えたところによると、インディアンスはフリーエージェントのベテラン内野手、ハンリー・ラミレスとマイナー契約を結ぶことで合意に至ったようだ。現在35歳のラミレスは、昨季レッドソックスで指名打者兼一塁手として44試合に出場したものの、打率.254、6本塁打、OPS.708と低調な成績に終わり、5月末に解雇。それ以降は無所属の状態が続いていた。インディアンスは指名打者と一塁手の層が厚いとは言えず、実力健在をアピールできればラミレスにも十分にチャンスはありそうだ。

昨季のラミレスは、4月末の時点で打率.330、3本塁打、OPS.874と好スタートを切ったものの、5月は打率.163、3本塁打、OPS.500と急失速。4打数ノーヒット3三振に終わった日本時間5月25日のレイズ戦を最後に出場機会を与えられず、5月末に解雇となった。

2005年にレッドソックスでメジャーデビューを果たしたラミレスは、翌2006年にマーリンズで打率.292、17本塁打、51盗塁、OPS.833の好成績をマークして新人王に選出され、2009年にはナ・リーグ最高の打率.342を記録。2008年から2年連続でシルバースラッガー賞、同じく2008年から3年連続でオールスター・ゲームに選出され、2010年にはホームラン・ダービーにも出場した。その後、ドジャースを経て、2014年オフに古巣レッドソックスへ4年8800万ドルの大型契約で復帰。しかし、4年間で打率.260、78本塁打、OPS.777に終わり、期待に応えることはできなかった。

インディアンスは今オフ、エドウィン・エンカーナシオンとヨンダー・アロンゾを放出し、カルロス・サンタナとジェイク・バウアーズを獲得。サンタナが指名打者、バウアーズが一塁のレギュラー候補となっているが、今季がメジャー2年目となるバウアーズがレギュラーとしてどこまでやれるかは未知数だ。スプリング・トレーニングでのアピール次第では、ラミレスがバウアーズとのプラトーン要員、あるいはレギュラーの指名打者として出場機会を得ることになる可能性は十分にあるだろう。