バルサに来た”悪童”はどうした? スアレスの控え候補は信頼失ったのか

バルセロナのボアテング photo/Getty Images

ルイス・スアレスとはタイプが異なるセンターフォワードになると期待されていたのだが、サッスオーロから今冬チームに加わったFWケビン・プリンス・ボアテングが苦戦している。

リーグ戦では1-0で辛勝したバリャドリード戦のみの出場に留まっており、スペイン国王杯ではセビージャとの準々決勝1stレグに先発出場を果たすも0-2と敗れている。パワーを活かしたポストプレイは高い評価を受けていたのだが、スペイン『as』は早くもボアテングが指揮官エルネスト・バルベルデの信頼を失ったと伝えている。

今節4-2で勝利したセビージャ戦では召集メンバーに入らず、今のところボアテングはスアレスのバックアッパーになりきれていない。今後チャンピオンズリーグとリーグ戦を戦っていく中でローテーションしたい時が出てくるはずだが、現時点ではボアテングを最前線に置くのは難しいのかもしれない。

攻撃陣ではセンターフォワードではないが、ウスマン・デンベレ、フィリペ・コウチーニョ、マウコムとベンチに置いておきたい選手がいる。ボアテングはここに割って入る必要があり、同メディアは早くも危険な状態にあると感じているようだ。

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