『Il Napolista』は23日、ナポリを率いているカルロ・アンチェロッティ監督のインタビューを掲載した。
ミラン、チェルシー、レアル・マドリー、PSG、バイエルン・ミュンヘンなど多くのクラブを指揮してきたアンチェロッティ氏。経験豊かな監督として知られ、今季もナポリをセリエA上位に引き上げている。
彼はインタビューの中で以下のように話し、自分が嫌っているのは選手の利己的なプレーだと語ったという。
また、レアル・マドリーではある選手との事件がクラブ会長との決定的な対立を生み出したとも暴露した。
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カルロ・アンチェロッティ 「私を狂わせるものがあるとすれば、それは『利己的な態度』だ。
パスをしなければならないときに、選手がパスをせずにプレーしたりした場合だ」
「私が初めてそれをぶつけたのはレアル・マドリー時代だ。バレンシアとの試合でギャレス・ベイルをチームから外した。
彼はカリム・ベンゼマにパスをしなければならなかった。無人のゴールを目の前にしていた彼にだ。
しかし、そのかわりにベイルは自分でシュートを撃ち、そして外していた。
それがフロレンティーノ・ペレス(会長)との議論を引き起こした理由だった。私はベイルを取り除き、それから混乱が始まった。
ナポリは利己的なチームではない。絶対にない。ただ、おそらくアタッカーにとって利他的行動が過剰になることは避けなければいけない。少しだけ利己主義を抑えること。そのような状況では憤慨したりはしない」
(しかし、インザーギなどもいるが)
「過大な利己主義はチームを傷つける。だがアタッカーにとっては、断片的な利己主義は必要なものだ」
(ナポリではもっと利己的になってもいい選手はいる?)
「しかし、もし『アタッカーがもっとワガママになったらアドバンテージになる』と口に出すのは、良くないと思うね」