日本時間2月25日 オープン戦の主なトピック Part1

日本時間2月25日、メジャーリーグではオープン戦16試合が行われた。ここでは、そのなかから注目選手の活躍や注目すべきシーンをピックアップしてお伝えする。

【ツインズ5-8レッドソックス】
ツインズは「1番・右翼」で先発出場したマックス・ケプラーが初回先頭弾を含む2本のホームランを放つなど、序盤から一発攻勢でレッドソックス投手陣を攻略し、7回終了時点で5対4と1点をリードした。しかし8回裏、レッドソックスはツインズ7番手のパット・ディーンを攻め立て、無死一・二塁のチャンスを作ると、二者連続三振で二死となったものの、途中出場で「7番・一塁」に入っていたマイケル・チャビスが初球を捉えてレフトスタンドへの逆転3ラン。このあと、レッドソックスはさらに1点を追加し、8対5で鮮やかな逆転勝利を収めた。

【マーリンズ6-10xパイレーツ】
姜正浩(カン・ジョンホ)が2打席連続本塁打を放つなど、序盤はパイレーツのペースで試合が進み、5回終了時点で3対1とパイレーツが2点をリード。6回表に1点差とされたものの、直後の6回裏に有望株のケブライアン・ヘイズがセンターへ2ランを叩き込み、リードを3点に広げた。その後、マーリンズが粘りを見せ、9回表終了時点で6対6の同点となったものの、9回裏にパイレーツはマーリンズ7番手のホゼ・キハーダを攻めて二死満塁のチャンス。ここでヘイズがこの試合2本目のホームランとなるサヨナラ満塁弾をレフトスタンドに放って試合に決着をつけた。

【ブリュワーズ10-1レンジャーズ】
9人の投手が各1イニングを投げ、レンジャーズ打線を相手に7安打1失点の好投を見せたブリュワーズでは、「5番・三塁」で先発出場したエルナン・ペレスが大活躍。初回にレフトへの先制3ランを放つと、2回表に満塁の走者を一掃する3点タイムリー二塁打、4回表には内野ゴロでチームの9得点目を叩き出し、7打点の大暴れを見せた。なお、先日ブリュワーズと再契約を結んだばかりのマイク・ムスターカスは「4番・二塁」で先発出場。守備機会はそれほど多くなかったが、慣れない二塁守備を無難にこなしてみせた。

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