映画『ボヘミアン・ラプソディ』主演ラミ・マレックのアカデミー賞受賞スピーチ全文

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日本時間2月25日に行われた第91回アカデミー賞にて映画『ボヘミアン・ラプソディ』でフレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレックが主演男優賞を受賞しました。受賞の際のラミ・マレックのスピーチを掲載します。

*過去のスピーチ(ゴールデングローブ、全米映画俳優組合賞、英国アカデミー賞)
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あぁ、信じられません。今夜、母が会場に来ているんです。 愛してます、お母さん。私の家族に感謝します。(2006年に亡くなった)父は今作での私の活動を見ることはできませんが、私が喋っているのを見守ってくれていると思います。

今日は私にとって記念碑的な瞬間となりました。私をこの場に連れてきてくれた全ての方に感謝申し上げます。

アカデミー協会の皆さん、私にこのような機会を下さりましてありがとうございます。(プロデューサーの)グレアム・キングとデニス・オサリヴァン、20世紀FOXとニュー・リージェンシー・プロダクションズの皆さん、私という俳優を選んだことは最適な選択ではなかったかもしれませんが、どうやら大丈夫だったようです。

クイーンの皆さん、ありがとうございます。私が、皆さんが作り上げられた素晴らしく途方もない遺産の小さな一部になることを認めていただきありがとうございます。この御恩は永遠に忘れません。

映画のスタッフとキャストのみんな、愛してるよ。みんな私の素晴らしい仲間たちばかりでした。みんながいなければここに来ることはなかったでしょう。

昔に戻って、ラミ少年に「こんなことが起きるよ」と言ったらどうなるか考えたんです。たぶん、彼のカーリーヘアーは爆発するんだと思います。ラミ少年は彼のアイデンティティに悩んでいて、自分自身が何ものなのかを見つけようとしていました。困難に直面している人、自身の考えを探している人がいたら聞いてください。私たちは、ゲイで、移民で、悪びれることがなく自分の人生を生き抜いた男の映画を作りました。今夜、皆さんとともに彼を祝福することができたという事実こそが、こういった生き方を私たちが求めていたという証なんだと思います。

私はエジプトからの移民の子です。移民2世のアメリカ人です。私のストーリーは、今描かれている最中です。私を信じてくださった皆さん、そのすべての方に感謝してもしきれません。皆さんが、これからの私の人生にとっての宝物となることでしょう。

ルーシー、君はこの映画の心だ。君は本当に素晴らしい才能を持っている。そして私のハートを奪ってしまった。本当にありがとう。