中村勘九郎が「いだてん」熊本ロケの舞台裏を告白! 金栗四三の生家での撮影を進言

NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(日曜午後8:00)で主人公の一人・金栗四三を演じる中村勘九郎と四三の母・シエ役の宮崎美子が、NHK熊本局が3月15日に放送するローカル番組「大河ドラマ『いだてん』特集 in 熊本『金栗万博~世界“最遅”ランナー金栗四三の軌跡~』」の収録に参加した。また、埼玉県深谷市で行われた「ふかやシティハーフマラソン」では、四三の東京高等師範学校の後輩で同市出身の野口源三郎役を演じる永山絢斗がスターターを務めるなど、出演者が各地でドラマをアピールした。

同ドラマは宮藤官九郎氏の脚本で、“日本で初めてオリンピックに参加した男”金栗四三と“日本にオリンピックを呼んだ男”田畑政治(阿部サダヲ)の2人を軸に半世紀にわたる日本人のオリンピックの歴史を描くもの。

熊本では800人もの視聴者を前にトークショー形式で番組収録が行われ、大河ドラマをこよなく愛するお笑い芸人・松村邦洋もゲストとして登場。四三の生家などで行われた熊本ロケの模様などがVTRで紹介され、勘九郎はクランクイン前にスタッフと生家を初めて訪ねた際に「ぜひここでやるべき!」と力説して、実現に至った裏話を告白した。「大河ドラマの主人公の生家がそのまま残っているって初めてのことでは?」とアピールしたほか、撮影現場で熊本市出身の宮崎に熊本弁を教えてもらっていることや、自宅でも熊本弁でしゃべっていることなどを明かした。

一方、「ふかやシティハーフマラソン」でスターターを務めた永山は「野口さんの出身地ということで訪れましたが、野口さんを知らない人も多いと思います。ぜひ『いだてん』を見ていただいて、金栗さんと共に陸上やスポーツを広めた人だと知ってほしい。深谷の皆さんにはぜひ誇りを持って、地元のスターだということを確認していただけたら」と自身の役どころを訴えた。

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