全国の農業担い手交流 茨城県で来秋サミット

©株式会社茨城新聞社

茨城県は25日、2020年に「全国農業担い手サミット」を茨城県で開催すると発表した。認定農業者や農業経営士らが県外から1200人、県内から800人参加する見込みで、県は3月26日に農業者組織、農業関係団体、金融機関などで組織する実行委員会を立ち上げる予定だ。全国農業会議所、同実行委員会主催。

同サミットは、日本の農業経営の現況や課題について認識を深めるとともに、相互研さん・交流を行うことを目的に1998年から毎年実施。本県での開催は2002年に続き2回目。20年10月か11月に2日間開く方針で、初日は水戸市内で全体会を開いた後、県内各地で情報交換会を開催。2日目は現地研修会を行う計画だ。

参加者全員が一堂に会する全体会では、パネルトークやサミット宣言、表彰式などを予定。情報交換会と現地研修会は、参加者が県内30コースに分かれて大型バスで各地へ向かい、農業従事者と交流を深める。具体的な内容は、今後設置される実行委員会で決定するが、18年11月8、9日に山形県で開催したサミットを参考にして検討を進める。

今回の開催決定を前に、県認定農業者協議会、県農業経営士協会、県農業法人協会は1月11日、大井川和彦知事に本県開催を求める要望書を提出。県は同月23日に全国農業会議所に開催を申請し、同会議所選定委員会(盛田清秀委員長)が2月21日付で本県開催を決定した。

県農業経営課は「農業の担い手が法人化に取り組んだり、規模拡大など経営感覚を身に付ける良い機会。今後に生かしてほしい」と話している。19年は静岡県で秋に開催される。(小室雅一)