チャゴス諸島の英領編入は違法

「統治終結を」と国際司法裁判所

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チャゴス諸島最大の島で、米軍が基地を構えるディエゴガルシア島=2001年(ロイター=共同)

 【ロンドン共同】オランダ・ハーグの国際司法裁判所(ICJ)は25日、英国が1965年に当時植民地だったモーリシャスからチャゴス諸島を分離して英領に編入した措置について、国際法に照らして違法だとする意見を示した上で、同諸島の統治を「可能な限り速やかに終える義務がある」と勧告した。

 インド洋の中心に位置する同諸島は、英軍との協定に基づき米軍が基地を構えるなど戦略的要衝と位置付けられ、判断が注目されていた。英BBC放送によると、ICJの意見に拘束力はないが「国際舞台における英国の威信への深刻な打撃」(英紙)となりそうだ。

モーリシャス、チャゴス諸島(英領)、ディエゴガルシア島(英領)