国公立大2次試験 始まる 長崎大2627人 長崎県立大1092人挑む

 国公立大2次試験の前期日程が25日、全国各地の大学で始まった。県内では、長崎大と県立大の試験に計3719人が挑んだ。
 長崎大は9学部1006人の募集に対し、昨年より219人多い2627人が臨んだ。教育学部中学校教育コース(技術専攻)と医学部医学科、歯学部は26日も面接がある。合格発表は3月8日。
 長崎市文教町の長崎大文教キャンパスでは、教育学部を受けた佐賀県立佐賀西高の富永直樹さん(18)が「国語が難しかったが、終わってほっとした。きょうはゆっくり眠りたい」と笑顔を見せた。
 県立大は5学部357人に対して、昨年より39人多い1092人が受験した。合格発表は3月5日。
 佐世保市川下町の同大佐世保校で地域創造学部実践経済学科を受験した鳥取県立倉吉西高の三好那奈さん(18)は「毎年出ていた英作文が出題されず驚いたが、最後まで落ち着いて解けた。やっと終わったので本を読んでゆっくりしたい」と話した。
 後期日程は両大学とも3月12日。

問題用紙が配られ、試験開始を待つ受験生=長崎大文教キャンパス

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