長崎県議選諫早市区に共産本山氏出馬へ

 今春の統一地方選で実施される県議選諫早市区(定数4)に、共産党県中部地区委員会県政対策委員長で新人、本山敏彦氏(57)が25日、立候補すると明らかにした。同市区での出馬表明は6人目。
 本山氏は千葉県市川市出身。相模工業大付属高卒。諫早市内で携帯電話販売会社を経営し、今年2月、同委員長に就任した。
 同市役所で会見した本山氏は諫早湾干拓事業や九州新幹線長崎ルート建設などの課題を挙げ、「県民の声を聞き、明確なビジョンを示せる県政にするべきだ」と指摘。脳性まひで車いす生活を送るため、「ソフト面も含めてバリアフリーを進めたい」と述べた。
 同市区ではほかに、自民3と無所属1の現職4人、国民元職1人が立候補を予定している。

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