絶対に跳べるから大丈夫! 兎澤朋美選手(陸上)

本格的に陸上を始めて1年半、18年アジアパラは走幅跳で銅メダル。期待の新星、義足のアスリート・兎澤朋美選手が登場。

小学5年の時、骨肉腫で左脚を切断。転機は高校3年。日本財団が、日本体育大学に給付型の奨学金制度を設立するニュースを目にした。

奨学金でアスリート用の義足を手に入れることができる。大学には16年リオ銅メダリスト重本 (旧姓:辻)沙絵選手がいた。「自分もパラリンピックの舞台に立って、人生を明るく楽しくしたい」。

17年、日体大陸上競技部パラアスリートブロックに入部。指導者は、重本選手を育てた水野洋子監督。選手の障がいの特徴をつかみながら教える。

 試合前には、水野監督から「できるから大丈夫。絶対今日は勝てるから。走れるから跳べるから。大丈夫だからがんばろう」と後押しを受ける。

20年東京まであと1年半。義足のアスリートと監督の挑戦に迫る。


兎澤朋美選手(陸上)

兎澤朋美(とざわ・ともみ)

1999年1月14日生まれ 20歳 茨城県出身 日本体育大学体育学部2年

中学でパラ陸上を始め、大学で本格的に取り組む。

18年日本選手権女子走幅跳 金メダル、18年アジアパラ女子走幅跳 銅メダル

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