MotoGPとSBKの両レースがインドネシアで開催。2021年に向けサーキットを新設

 ドルナスポーツとITDC(インドネシア観光開発公社)は、オートバイレースのイベントを2021年にインドネシアで開催することを発表した。

 オートバイレースの運営や、テレビの放映権を管理しているドルナスポーツとITDCは共同で、FIMスーパーバイク世界選手権(SBK)とFIMロードレース世界選手権(MotoGP)で別々に、プロモーター契約を締結した。

 その契約内容は、2021年にインドネシアのロンボク島南部に位置する大規模な観光地であるマンダリカにMotoGPとSBKを誘致するというものだ。

インドネシアのロンボク島南部に位置するマンダリカ

 ドルナスポーツのCEOであるカルメロ・エスペレータは「これはMotoGPが非常に大きな支持を得ている国の都市で、ワールドクラスのサーキットを建設するという、これまでにない唯一のプロジェクトだ」と以下のように説明。

「インドネシアは我々にとって鍵となる市場で、モータースポーツファンがかなりの割合で住んでおり、サーキットが完成すれば、MotoGP雰囲気はますます強くなる」

「また、ロンボクにSBKの開催日程に含めることで、1年に2度ワールドクラスのイベントを開催することになり、このオファーは地元のファンにとって、さらに魅力的になるだろう」

© 株式会社三栄