イチローのルーティンはMLBを代表する仕草!? 選手会インスタの“トップ”に写真登場

マリナーズ・イチロー【写真:田口有史】

スプリングトレーニングの本格化を歓迎する投稿でトップ写真に

 メジャーリーグはオープン戦がスタート。新シーズンへ向けて、日本人選手が躍動する様子が早くも伝わってきているが、なかでも大きな注目を浴びているのがマリナーズのイチロー外野手だ。米19年目はマイナー契約でのスタートも、3月20、21日の日本開幕戦ではロースターに入る見込み。MLB選手会の公式インスタグラムは、スプリングトレーニングの本格化を歓迎する投稿を行い、9枚の写真のトップにイチローが打席でバットを立てる独特のルーティンの瞬間を持ってきている。

 昨年5月に会長付特別補佐に就任したイチローは、22日(日本時間23日)のアスレチックス戦で296日ぶりの実戦出場を果たし、306日ぶりのヒットとなる右前への2点適時打をマーク。さらに、24日(同25日)の敵地ロッキーズ戦では四球から二盗に成功。実に514日ぶりの盗塁だった。その存在感は際立っている。

 45歳で迎えるシーズン。マリナーズだけでなく、メジャー全体の中でも注目度は高い。MLB選手会の公式インスタグラムは25日(同26日)に「彼らが戻ってきた #スプリングトレーニング2019」との文言を添えて、9枚のMLB“キャンプ写真集”を公開。そのトップにイチローを持ってきている。

 アスレチックス戦で復活した、イチローの“象徴的”ルーティン。打席に入った背番号51が右手を伸ばしてバットを立て、左手で右肩付近のユニホームをクッと引く瞬間を捉えたものだ。MLB公式インスタグラムが22日にこの画像を投稿した際には、ファンから「スポーツ界で最も象徴的な構えだ。ロゴにすべき」といった声があがるなど、もはやこの仕草を知らない人はいないとも言える。

 イチローは19年目のシーズンでどんなプレーを見せてくれるのか。期待は高まっている。(Full-Count編集部)

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