神楽面の着用コーナー

 ◎…たくましい面子(めんつ)が仲間入り-。宮崎市の県総合博物館に、高千穂神楽の神楽面を着用できる体験コーナーが加わり、写真撮影する親子連れでにぎわっている=写真。

 ◎…面は神楽に登場する荒神「入鬼神(いれきじん)」。実際の舞には使われないレプリカだが、県伝統工芸士の神楽面彫師・工藤浩章さん(57)=高千穂町岩戸=が制作したもので迫力十分だ。

 ◎…舞に使うつえを振り上げて写真に納まり、舞手になり切る子どもも。担当者は「神楽の魅力を体感してくれたら」と、子どもたちの中から神楽の後継者が舞い降りることも願っている。

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