子ども目線の世界広がる 絵画300点、巨大オブジェも 市原湖畔美術館

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自由な発想で描かれた絵画と巨大な新聞紙製オブジェが「子どもから見える世界」にいざなう=市原市

 千葉県市原市不入の市原湖畔美術館で、「第6回市原湖畔美術館子ども絵画展」(千葉日報社など後援)が開かれている。館内には、子どもの自由な発想で描かれた作品約300点のほか、実物超で見上げるほどの大きさの新聞紙製オブジェが登場。そこに足を踏み入れれば視界は一変、進む先々で「子どもから見える世界」が広がる。3月10日まで。

 同館が市内の幼稚園と小学校から作品を公募し、年に1度開催する展覧会。今回は「たからもの、みつけた!」のテーマで寄せられた4600点のうち、入賞・入選作品約300点を並べた。

 会場構成は、社会や自然とのつながりを分かち合うプロジェクトを行うアーティスト、長谷川仁さんが担当。身近な素材として新聞紙に着目し、色とりどりに染めた上、ゾウや菜の花など同市を象徴するオブジェを作った。

 大人でも見上げるほどの大きさのオブジェは、楽しかった思い出や空想が描かれた作品と共に「子どもから見える世界」にいざなう役割を果たす。オブジェ以外では、細かくした新聞紙を雨粒に見立て、「雨ふらし機」で人工の雨を降らせる遊びの場も設けた。

 同館は「面白い展示空間に仕上がった。子どもの絵画からはパワーがもらえるので、関係者だけでなく、いろいろな人に見ていただきたい」と来館を呼び掛けている。

 午前10時~午後5時(土日は時間延長)。月曜休館。一般400円、高校生・大学生・65歳以上300円、中学生以下無料。問い合わせは同館(電話)0436(98)1525。