「3番手捕手」スワイハートの処遇に頭を悩ませるレッドソックス

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レッドソックスのブレイク・スワイハートは、将来の正捕手筆頭候補と目され、レッドソックスがコール・ハメルズ(現カブス)の獲得に動いた際に対価として放出することを拒んだほどだった。その後、スワイハートは足の故障と戦いながらも捕手のほかに内外野を兼任するユーティリティ・プレイヤーとしてメジャー定着。昨季はデビューイヤーの2015年(84試合)に次ぐ82試合に出場した。しかし、今季のレッドソックスは、25人枠内に捕手を3人登録することを考えていないという。すでにマイナー・オプションが切れているスワイハートの処遇に、レッドソックス首脳陣は頭を悩ませている。

昨季のレッドソックスは、正捕手格のクリスチャン・バスケス、サンディ・レオン、スワイハートの捕手3人体制でシーズンを戦った。昨季の時点でマイナー・オプションが切れていたスワイハートを失いたくないがために、無理やりロースターに枠を作ってスワイハートを1年間キープしたレッドソックスだが、スワイハートは打率.229、3本塁打、OPS.613と期待されたほどのインパクトを残すことができなかった。今季のレッドソックスは、この3人の捕手のなかから2人を25人枠に入れてシーズンを戦う見込みだが、ロースターから弾き出される可能性が最も高いのがスワイハートであることは明白だ。

「(ロースターから漏れるかもしれない状況には)慣れているよ」とスワイハートは語る。スワイハートには捕手のほか、一塁、二塁、三塁、左翼、右翼を守ることができるという長所があるものの、レッドソックス投手陣が信頼を寄せるのはバスケスであり、レオンである。デーブ・ドンブロウスキー野球部門社長は「ブレイク(・スワイハート)は優れた選手になる可能性を秘めていると思う。でも、我々は選手を育成する機関ではなく、勝利を目指しているチームなんだ」とスワイハートがチーム状況に合わない選手であることを示唆。スプリング・トレーニング終了時点でバスケスとレオンのコンディションに問題がなければ、シーズン開幕前に放出される可能性は高い。

トレードされるのか、レッドソックスのロースターから外されたところを他球団が拾うのか、あるいは逆転で開幕ロースター入りを勝ち取るのか。すべては残りおよそ1ヶ月となったオープン戦期間中のパフォーマンス次第ということになりそうだ。